どーも。エンダです。
ぶっちゃけ最近ブックレビューに限界を感じています。
感じまくっています。
なぜか?
それを今から説明したいと思います。
一言で言うと、
“自分のスタンスと矛盾する”
ということでしょうか。
他人にとって見たら至極どうでもいいことなんですが、
私自身にとってみたらわりと致命的な問題です。

まず、私のスタンスとはなにか?
ということですが、これはもうずばり相対主義です。

世界には絶対唯一、確実に正しい真理なんて存在しない。
だからいかなる道徳も宗教も幻想である。
(科学ですらも絶対確実100%は正しくない。
なぜなら量子力学の不確定性原理があるから。)
このように、絶対的な価値が存在しないので、
価値のあり方は人それぞれである。

以上が自分なりに理解している相対主義というヤツです。

で、まぁ、こういうスタンスを取っている以上、
ひとつの本なり音楽なりをとりあげて
これは良いだの悪いだのと言うことは実にあほらしいなぁ、と思うわけですよ。

そんなの人それそれじゃん

この一言で全て終わってしまうわけですよ。
あーもうなんかホント意味ねぇって思うわけですよ。

それでこのどうしようもない状況を打破するために、以前こんなことを書きました。

そこで思うのが、評価を下すのではなく、紹介するということに
重点を置けばいいんじゃないか、ということだ。
具体的には小林泰三の「AΩ」のレビューのときみたいな
内容をそのまま紹介するんじゃなくて
本の中には書かれていないけど、
それに関連する面白い話を提供すれば、いいんじゃないか、と。


お〜い!
ちょっとまってくれ〜!
それって、ひょっとして、アレじゃないか?
本に関連する面白い話を提供するって、要するに、アレじゃん!

本の付加価値を高めるってことじゃん!

そんなのは書評家の仕事であって、
間違っても高3の受験生のやる仕事じゃないですよ!

といっても、
私個人のどうでもいい感想や愚痴を延々と垂れ流すブックレビューは
それはそれで容認しがたい。
個人的には、それなりの満足感があるんですが、
そんなのネットで公開してどうするんだ、と。
基本的に自己満は醜いし(全部が全部そうとは言わないけど)、
人によっては不快感すら覚えるかもしれないし、
正直どうするんだよそんなことしてって感じ。

でも、やっぱ自己満足を追求していくしかないのかな。
エンダの、エンダによる、エンダのためのブックレビュー、みたいな。
そんなもんなんだろうか?


私にはわからない。
わからないけど、文章を書くのは楽しいのでたぶん続けると思う。
たとえブックレビュー自体に価値が無くても、
書いていて楽しければそれでいい。

そしてこれはあくまでも希望的観測でしかないけれど、
たまたま気が合う人が、不快感を感じることなく読んでくれるかもしれない、ということ。
そういう可能性がある以上、
やはり続けたほうがいいんだろう。

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