村上 龍

援助交際、分子生物学、戦争、キューバ、心理経済学、近代化の終焉、夢、エクソダス…。あらゆる視点から現代をあぶりだす刺戟的な対談集。対談相手には、中上健次、柄谷行人、坂本龍一、浅田彰、河合隼雄、蓮実重彦、庵野秀明、奥村康、渡部直己、妙木浩之、黒沼克史、小山鉄郎、田口ランディ、小熊英二の各氏が登場。

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元ネタはみなさんご存知の通り「存在の耐えられない軽さ」です。
村上龍はサルサが好きなので、つい“サルサ”と“軽さ”を掛けてしまったようです。
山田君に座布団を5,6枚ほど持っていかれそうなギャグですが、
そこは黙って見なかったことにするのが大人ってものでしょう。
個人的には、非常に馬鹿らしくてイイと思います。

内容は素晴らしい。
最初の方は、時代も古くて、あまり何を言っているのか分かりませんが、
最後の方に出てくる田口ランディや小熊英二との対談は
本当に面白かった。
村上龍がやった対談の中でも一番面白かったかもしれない。

この本を読む前に「5分後の世界」や「希望の国のエクソダス」を読むと
面白さは倍増します。

オススメ。

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