ネバーランド

2005年1月15日 読書
恩田 陸

舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。

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――――今回でブックレビューもついに50回目ですね。

ほう。もうそんなところまでいったのか。早いもんだなぁ。この分だとすぐネタ切れになってしまうな。

――――なーに言ってるんですか先生。まだまだ紹介してない本が軽く10倍はあるじゃないですか(笑)

ハハ。まぁな。本だけは腐るほど読んできたからね(笑)

――――それでは早速、本書のレビューをお願いします。一言で言うと、どんな感じの本でしたか?

凡作。

――――うーん。厳しい評価ですねぇ。

だってさぁ。なんか普通なんだもん。面白いことは面白いんだけど、なんていうか、ありきたりエンターテイメント路線まっしぐら! みたいな面白さなんだよ。おれ、そういうのうんざり。

――――まぁたしかにドラマとかでよくありそうですよね。こういうの。

だろ? もういいんだよ。そんなのは。俺が求めているのは、突き抜けるような非凡さを持つ作品だ。

――――まぁ先生のストライクゾーンからは外れた小説なんですけど、読みやすいし話もそんなに重くなくて、けっこう一般受けしそうですね。

うむ。まさに「お手軽」を具現化したような小説だからな。この本に限らず恩田陸の作品はみんなこんな感じだ。

――――なるほど。では、そろそろ字数的にも限界なんで、インタビューを終了したいと思います。今回はどうもありがとうございました。

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