変身

2004年9月22日 読書
東野 圭吾 講談社 1994/06 ¥620

脳移植手術を受けた青年にしのびよる灰色の恐怖。君を愛したいのに、愛する気持が消えてゆく…。
全編にみなぎるサスペンス。

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私は東野圭吾をあまり高く評価していません。
全体的にぼちぼちの作品が多く
突き抜けるような爆発的面白さを持つ作品は
「名探偵の掟」ぐらいです。
文章にも切れがなく
読んでいてひたすら長く感じます。
一行あたりの情報量が少ないんじゃね?
そんな感覚すら覚えます。

一言で言うなら
「無難」
そう、無難すぎるんです。もっとはっちゃけようぜ!!
いつも心の中でそう叫んでいますが
この思いは作者にこれっぽっちも伝わっていないようです。
はぁ、ホントため息が出ますよ。

で、本書「変身」についてですが、
これはわりと良かったですね。
東野圭吾自体そんなにたくさん読んでいないのですが、
これが一番面白かった。

東野圭吾を好きな方なら、読んでみても損はありません。

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