白根 美保子 筑摩書房 2000/11/09 ¥1,680

パーソナルファイナンス専門の作家で大学講師でもあるロバート・キヨサキが、全く違うタイプである2人の人物の影響を受けて構築した、ユニークな経済論を展開している。1人は高学歴なのに収入が不安定な彼自身の父親、そしてもう1人は親友の父親で、13才のとき学校を中退した億万長者である。(中略)コンサルタント兼公認会計士のシャロン L. レクターとの共著である本書では、彼とお金との関わりあいを支えてきた哲学が披露されている。

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この本は中学生のときに読みました。
私の親父は本が大好きで、書店に行くと毎回といっていいほど
大量の本を買ってくるのです。読む暇のないのに。
彼もれっきとしたオヤジですから、当然のように
この手のビジネス書も購入します。
そしてめでたく本書はこの私と出会うわけになったのです。

私はこの本を読んで間違いなく変わりましたね。
金持ちになりたいと初めて思うようになった(笑)
株も買いたくなったし、いろいろ金融商品を扱いたくなった。
思えばこの本が、私を経済好きへと導いてくれた最初の本かもしれません。

ええ。そうです。本書はれっきとした「金持ち指南本」です。
お金に対する基本的姿勢を学ぶことできます。
ただ、実践向きではありませんね。
そもそも議論の前提が米国の法制度を基にしているので
現実にこの日本で金持ちになろうと思っても
ここに書いてあるノウハウは通用しないんじゃないかな。

なんか淡白なレビューになってしまいましたが
それなりの面白さは保障します。

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