悪夢

2005年2月21日 私生活
いや〜唐突ですけど、悪夢ってあるんですね。
つい数時間前に見ました。
なんていうか、ホント悪夢のような夢でした。
一目見るだけで発狂しそうになるほど醜悪な怪物がいて
こっちは銃っぽいモノで完全武装して、必死にそいつを倒そうとするんだけど
ぜんぜん殺せない。
殺ったと思って、その遺体を処分してもらおうと
なぜか110番に電話するんですけど、
あれ? この場合は119番かな? 
とか混乱している間に、その怪物は生き返ってて
くそ! またぶっ殺してやる!
と思ってまた殺すんですけど、絶対に殺しきることはできない。

うえっ。マジで悪夢だ・・・・・・。
こんな夢見るなんて精神病んでるのかな?
誰か助けてくれー。
ヘルプ! ヘルプミー!

ふぅ。

2005年2月17日 私生活
最近落ち込んでます・・・・・・・・。
なんか風邪ひいちゃったみたいだし。
それで学校休んじゃったし。
しかも前々からサボりが続いていたので
出席日数的に非常によろしくない事態になってるし。
やばいよ。
あと、全く関係のない話なんですけど、
つい先ほど、夢を見ました。
ものすごく感動的な夢で目から涙が溢れて止まりませんでした。
内容はさっぱり覚えてないんですけどねー。
たぶん昔の映画かなんかを見たときの感動が
フラッシュバックしたのかな。
わかんないけど。

マンネリ化

2005年2月13日 私生活
最近、ブックレビューがすごい勢いでマンネリ化している気がする。
昔のころのヤツを読むと本当にコレ自分が書いたのか?
と不思議に思うほど面白いのに、最近の若いモノはさっぱりだ。
もうホント、さっぱりだ。

で、だ。

しばらくこのブックレビューを休もうかと思うんですよ。

きっと休暇を終えたら、某少年漫画の主人公の如く、
レベルアップして戻ってくるはずだから、みんな、それまで待っててね!

いや、別に待たなくてもいいけどさ!

どうでもいいけど、語尾に「!」を付けるとテンション高く見えますね!

全然いま俺テンション高くないんですけどね!
宮部 みゆき

巨額の遺産を相続した若い独身女性の家に侵入してみると、なぜかどの部屋のなかも鏡だらけ。意外な結末が待ち受ける「ステップファザー・ステップ」など、すばらしい着想と軽妙なユーモアに彩られた傑作7編。

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ぶっちゃけ、宮部みゆきの作品はほとんど読んだことがありません。
なんか文章が普通すぎて魅力を感じないんですよ。
読者を、本の世界に、ぐわっと一気に引き込む力が、
圧倒的に不足している気がします。
その辺は人それぞれだとは思いますが、
少なくとも私の感性から言わしてもらえば、

だ め だ こ り ゃ

ということです。
お分かりいただけましたでしょうか?

この作品も御多分に洩れず、凡庸の一言に尽きる作品でした。
でした、のですが・・・・・・・・・・。
なんというか、普通ながらも、なかなかいい感じなんですね〜。
良質のホームコメディみたいな
そんな、ほんわかした雰囲気に包まれています。
けっこう面白かったです。

オススメとまではいきませんが、宮部好きなら、OKかも。
なんだろう。
さっきから吐き気がする。
具体的な対象もないのに反吐が出る。
その反吐はおれの体の周りにどんどんどんどん堆積し、
ついには鋭利なミサイルとなって
おれの脳髄にちゅこーんちゅこーん
と鈍い音を立てながら刺さっていく。
そんな妄想に駆り立てられるほど、
いま、気分が悪い。
うえうえうえー。
今日は模試だ。
あと数時間後には試験が始まる。
別にそれはそれでかまわないんだけど。
なんていうか。
ぜんぜん勉強していないおれがいて。
とにかく1日最低3時間ぐらいは必要で。
そんなにできるか馬鹿っ。
と言うおれもいて。
個人的な葛藤が渦を巻いていて。
まぁ。
うだうだ言ってないでさっさと勉強しろってことだ。

結論

2005年2月4日 私生活
いまのおれの最優先事項。

「勉強」

なんと言われようと、もうこれしかない。

海を見る人

2005年2月3日 読書
小林 泰三

場所によって時間の進行が異なる世界での哀しくも奇妙な恋を描いた表題作、円筒形世界における少年の成長物語「時計の中のレンズ」など、冷徹な論理と奔放な想像力が生みだす驚異の異世界を描いた7篇を収録したSF短篇集。

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あの小林泰三の短編集。
それもハードSFもの。

それだけで私の本書を読む動機はほぼ確定されました。

確かに、ライトノベルによくあるようなオタクっぽい表紙なので、
「へぇ〜。エンダってそういうの読むんだぁ。なるほどね〜」
などとあらぬ誤解を招いてしまうという危険性は否定できません。
(実際に誤解された。)
だがっ。だが、しかしっ!
そんなこと小林泰三というビッグネームの前では
紙くず同然の価値観でしかない。
それほど、私は本書に魅かれていました。

そして読後・・・・・・・・。

いやぁマジ最高。
やっぱいいわ〜〜〜。
特に「門」はヤヴァいよ。抜群に面白い。
科学知識と鉄壁の論理が組み合わさった、この独特の世界がホント最高だ。
たしかに日常生活に全く役に立たない知識だけど
(それどころか事の真偽さえ不明だけど)
こういう科学の匂いがするのは純粋にイイ。
それだけで心躍るっていうか。

うーん。わかんないだろうなぁ。
まぁいいや。

ハードSF好きにはたまらない一冊でした。

モザイク

2005年2月2日 読書
田口 ランディ

精神病院への移送中、「渋谷の底が抜ける」という言葉を残し、逃亡した十四歳の少年は、霧雨に濡れるすり鉢の底の街に何を感じたのか? 知覚と妄想の狭間に潜む鮮烈な世界を描く、傑作長篇。

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今回でブックレビューもついに第56回目という記念すべきというか、
中途半端というか、そういう微妙な回数になりましたので、
特別に早治大学文学部教授の唯野仁先生にお越しいただきました。
先生。どうぞ。お願いします。

唯野「ええっ! 何で俺なの? 俺なんかがこんなところでやっちゃっていいの? まぁ。いいってことにしましょ。そうでなきゃ話が進まないからね。で。田口ランディのモザイクは、コンセント、アンテナに続くシリーズ第三作目にして完結編なんだけど、内容はというと。イェイ! やってくれましたね。田口ランディ」

と、いうと?

唯野「そりゃもう決まってますよ。コンセント・アンテナはこれでもかって言うぐらい面白かったんだけど、このモザイクは全然ダメです。この著者の持ち味だった直観的な面白さがすっぽり抜けてしまい、あるのは電波っぽい残滓だけ。こんな才能の残りかすみたいな文章はもうホント最悪です」

よく分かりませんが、面白くない、と?

唯野「うん。でも、おかしいなぁ。なんで最後にこんだけずっこけるのかなぁ。不思議です」

ていうか、あなた全然似てませんね。

唯野「うるさい」

模倣犯

2005年1月27日 読書
宮部 みゆき

公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは「人間狩り」という快楽に憑かれた犯人からの宣戦布告だった。比類なき知能犯の狂気に立ち向かう第一発見者の少年と孫娘を殺された老人、二人を待ち受ける運命とは?

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一つの事件をありとあらゆる立場から見たミステリー。
普通のミステリーだったら割愛されるだろう、どうでもいい登場人物にも
細かな描写と具体的な設定が与えられており、
全体的にまるでノンフィクションを読んでいるかのような気分になる。

して、感想はというと。

あんま面白くない、というのが正直なところ。

私が小説に求めている面白さっていうのはもっとこう、
“非凡ななにか”なんです。
ぶっちゃけこんなもうひとつの現実みたいな世界を読んでも
どうでもいいんですよ。

しかも、アホみたいに長いし・・・・・。

まぁ。こういう手法は新鮮かつ斬新だとはおもいますけど・・・。

あ。
あと、映画の方も観ましたが、あっちは議論の余地なく最低だと思います。

アンリトゥン

2005年1月26日 音楽
ナターシャ・ベディングフィールド

デビュー曲「Single」が全英チャート1位を記録した22歳の女性シンガー・ソングライターのデビュー・アルバム。ポップ、ロック、R&Bなどが融合したサウンドと力強いヴォーカルを聴かせる。

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けっこうイイ。
特に4曲目の「アンリトゥン」が素晴らしい。
どうも私は、こういう女性のシンガー・ソングライターが大好きなようです。

NHKにようこそ!

2005年1月25日 読書
滝本 竜彦

自分のひきこもりの原因にはある陰謀が絡んでいると信じ込んだ佐藤達広。彼はその陰謀に対峙することを決意する。そんな達広の前に現れたのは、日傘を差した清楚な美少女だった。彼女はなぜが、達広につきまとい始めて…。

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自身がひきこもりである作家による、主人公がひきこもりの小説。

おおっ!

そ、そうか。

なんかスゴイな・・・・。

んで、中身は・・・?

ふむふむ。

ふーん。

うん。まぁ。なかなか面白い。

私はライトノベルが大嫌いなんですが、こういうのなら良いかも。

ところで、なぜ私がライトノベルを嫌いかというとですね。

ちょっと、mateinappaさんの日記を引用しましょう。

「私は、こうしたライトノベルを、軽蔑している。何の生産性もなく、ただ読み手のニーズに合わせて書かれるだけの小説。読む価値はないと思っている。(中略)読者の、ある特定の方向に膨らんだ欲望を満たそうとしているのが、行と行のあいだからも滲み出ている。はっきり言って、不快に思う。読んでいてムカつく。」

・・・・・・いやぁ。まさに、その通りです。
あまりに自分の持っていた意見と一緒だったので、びっくりしました。

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mateinappaさん、リンクさせてもらいます。
日記、けっこう面白です。
それと、すいません。勝手に日記を引用しました。
不快に思われたのなら即刻削除します。
滝本 竜彦

ナイフを投げろ!チェーンソー男を倒せ!鬱屈した青春を後ろ向きに駆け抜ける新世代グルーヴィー・ノベル。第五回角川学園小説大賞特別賞受賞。

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とつぜん起こる非日常。
それに巻き込まれて変わっていく主人公。
軽快なストーリー展開。
そしてラストは感動。

・・・・というのがマンガとかの王道だと思う。
この作品はそれに対するアンチテーゼ。

毎日をやる気なく怠惰に過ごしていて
「あー学校めんどくせー」
「受験? いらねー」
「なんか面白いことないかなー」
「なんかこう日常の外にある、刺激的な何かがさー、おきないかなー」
という気持ちでいっぱいのモラトリアム真っ最中な学生たちは、
はたして本当に“非日常”が起こったら
変われるのだろうか?

否。

変わろうとしない者は、たとえ変化が訪れても、何も変わらない。

・・・・・・・・・・・こんな感じの内容です。
それなりに楽しめました。

最後の家族

2005年1月23日 読書
村上 龍

リストラにおびえる父親・秀吉、若い大工と密会を重ねる母親・昭子、引きこもりの長男・秀樹、10歳年上の元引きこもりの男と交際する長女・知美。ある日、向かいの家で男に髪をつかまれて引きずられる女を目にした秀樹は、それが「ドメスティック・バイオレンス(DV)」だと知り、いつしか女を救うことを夢想しはじめるが…。

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傑作。


とにかくいい。
私のイチオシの作家である村上龍の中でも
上から5本の指に入る良作です。

中学生のとき一回読んだんだけど、
そのときは面白さが全くわかりませんでした。
結局何が言いたいんだコイツは?
という感じで読むのが苦痛でしたね。

ところが、高校生になってもう1回読み返してみると、
もう半端じゃなく面白かった。
ミステリーみたいにオチが面白い、というのとは対極にある面白さですね。
なんていうか、物語り全体に
自分に必要な言葉が満ち溢れている、というか。

うまく言えないんですが、
もうどうしようもなく落ち込んでいる時って
何をするにしても億劫で面倒くさくて
全て投げ出して逃げ出したいっていう気持ちになるんだけど、
そんな時に、前へ進んでいけるきっかけになる小説だと思う。

この本に出合えて本当によかった。

はげしくオススメ。
村上 春樹

「僕」が帰って来た。平仮名の「ぼく」になってはいたけれど、それは紛れもなく鼠の友人であり、直子の恋人であり、ビールとジャズとコットンシャツを愛する「僕」だった。 

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まずはじめに明言しておきますが、私は村上春樹の面白さが全く
わかりません。
だから、レビューの内容が多少批判的になってしまうのですが、
それはもう不可逆的にしかたないというもの。
勘弁してください。

さて、前置きが長くなりましたが、本書のレビューをはじめましょう。
まーこの作品を一言で言うとですね。

「ノルウェイの森」の劣化コピー。

て感じですね。
いや、ごめん。
すごい失礼な言い方で。
でも、まぎれもない事実です。

舞台設定とか話の流れとかホントそっくりなんですね。
それでいて「ノルウェイの森」にあったグッと来るなにかが欠けていて。
うーん。微妙。

オススメしません。

私的詩的手記

2005年1月21日 私生活
崩壊と絶望と再生を繰り返して、いま、これだけは言える。

本当に大切なことは、言語化するのがひどく困難だ。
今日は久しぶりに部活があった。
やっぱ部活はいいね。
うん。
おれが一番人生の中で充実感を感じられるのは
ひょっとしたら部活してるときじゃないかな?
なんて思うぐらいに
部活はよかった。

チャレセン

2005年1月17日 私生活
昨日、チャレセンが終わった。
なんとなく危機感がわかないまま受験生としてのスタートラインをきってしまった、そんな不完全燃焼な気分だ。
いいのか?
このままで俺は本当にいいのか?

田中「いいんじゃないの」

よくねぇよ。
だから誰だよお前。
帰れ。

ていうか、ネバーランドのときのブックレビューといい、こういう一人芝居は傍から見ててどんな感じなんだろう?
やっぱイタイのかな。
すっげぇイタイ人にみえるのかな?

どうでもいーや。
もう全てがどうでもいい。

そんな刹那的に今という時を生きる10代な感じです。

ネバーランド

2005年1月15日 読書
恩田 陸

舞台は、伝統ある男子校の寮「松籟館」。冬休みを迎え多くが帰省していく中、事情を抱えた4人の少年が居残りを決めた。ひとけのない古い寮で、4人だけの自由で孤独な休暇がはじまる。

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――――今回でブックレビューもついに50回目ですね。

ほう。もうそんなところまでいったのか。早いもんだなぁ。この分だとすぐネタ切れになってしまうな。

――――なーに言ってるんですか先生。まだまだ紹介してない本が軽く10倍はあるじゃないですか(笑)

ハハ。まぁな。本だけは腐るほど読んできたからね(笑)

――――それでは早速、本書のレビューをお願いします。一言で言うと、どんな感じの本でしたか?

凡作。

――――うーん。厳しい評価ですねぇ。

だってさぁ。なんか普通なんだもん。面白いことは面白いんだけど、なんていうか、ありきたりエンターテイメント路線まっしぐら! みたいな面白さなんだよ。おれ、そういうのうんざり。

――――まぁたしかにドラマとかでよくありそうですよね。こういうの。

だろ? もういいんだよ。そんなのは。俺が求めているのは、突き抜けるような非凡さを持つ作品だ。

――――まぁ先生のストライクゾーンからは外れた小説なんですけど、読みやすいし話もそんなに重くなくて、けっこう一般受けしそうですね。

うむ。まさに「お手軽」を具現化したような小説だからな。この本に限らず恩田陸の作品はみんなこんな感じだ。

――――なるほど。では、そろそろ字数的にも限界なんで、インタビューを終了したいと思います。今回はどうもありがとうございました。
「休むのは死んでからでいい」

――――――T.レックス発掘に大きな業績を残したある女性考古学者

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